栃木県・宇都宮市で相続・遺産分割の相談をしたい方は、松本直樹法律事務所にご相談ください。専用駐車場完備

松本直樹法律事務所

相手方の弁護士から通知書が届いた

相手方の弁護士から通知書が届いた

弁護士から遺産相続に関する手紙や通知書などが届くケースとは?

弁護士から遺産相続に関する手紙や通知書が届いたということは、相続人のうちの誰かが、遺産相続の手続や交渉などを弁護士に依頼したということです。

弁護士は相続人の代理人として行動することができますので、代理人に就任したことを他の相続人に知らせるために手紙や通知書を送付することがほとんどです。

弁護士から連絡が来た場合に、してはいけないこと

知らない弁護士から手紙や通知書、遺産分割協議書などが届いた場合、まず、次のような行動はしてはいけません。

弁護士に依頼した相続人との間で、直接、交渉などをする

被相続人が亡くなった場合、相続人同士で話し合って、遺産の分け方などを決めるのが基本です。しかし、相続人が弁護士に依頼をした場合、弁護士からの手紙や通知書などには、「今後は直接本人に連絡せず、代理人である弁護士(当職)宛てにご連絡ください。」などと記載されていることがほとんどです。そのため、弁護士から手紙や通知書などが届いた場合、弁護士に依頼した相続人との間で、直接交渉するのではなく、弁護士と話合いや交渉を進めていくことになります。

なお、弁護士に依頼した相続人との間で直接交渉などをしてはならないという法律上の義務があるわけではありませんが、弁護士に依頼した以上、本人に連絡をしても、「弁護士に連絡してください。」と言われるだけでしょう。

弁護士からの連絡を無視する

弁護士からの手紙や通知書などが届いた場合、すぐに内容を確認しましょう。

弁護士からの手紙や通知書などの内容を読むことは怖いかもしれませんが、無視したり放置したりすると、遺産分割調停や訴訟提起されてしまうなどと、より紛争化してしまいますから、手紙や通知書などを受け取って、落ち着いて、内容を確認しましょう。

内容によっては、手紙や通知書などを受け取った側も、弁護士に相談することをお勧めします。よくあるご質問として、その手紙や通知書などに期限が設定されているものの、期限までに回答などをすることが間に合わず、どのようにすれば良いかというものがあります。このような場合には、その弁護士に電話や手紙を送るなどして、「期限までに回答ができないため、しばらくお待ちください。」としておけば特に問題にはならないでしょう。

遺産分割協議書に安易に署名・押印をする

弁護士からの手紙や通知書などに、遺産分割協議書が同封されていることがあります。
これらにすぐに応じてしまうことは絶対に控えるべきです。
弁護士が作成した遺産分割協議書でも、弁護士に依頼した相続人に有利な内容で遺産分割協議書が作成されていることが多いからです。遺産分割協議書に署名・押印してしまうと、後から撤回するのはできないと思ってください。
遺産分割協議書が届いた場合には、内容についてのメリット・デメリットなどを自らも別の弁護士に相談するべきでしょう。

弁護士から手紙や遺産分割協議書が届いたときにとるべき行動

他の相続人が依頼した弁護士から手紙や遺産分割協議書が届いたときは、次のような行動をとる必要があります。

遺産分割に関する資料の開示を求める

弁護士からの手紙に遺産分割に関する資料(相続人関係図、遺産目録など)が同封されていない場合には、遺産分割に関する資料の開示を求めましょう。遺産に関する資料がなければ、内容について判断することができないからです。ですから、遺産分割に関する資料が開示されるまでは、遺産分割協議書へ署名・押印はしないようにしましょう。

特別受益や寄与分があるときはしっかりと主張する

遺産分割協議では、各相続人の法定相続分に応じて遺産分割をするのが原則です。

しかし、公平な遺産分割を実現するため、特別受益の持ち戻しや、寄与分といった制度があります。特別受益というのは、生前に被相続人から多額の贈与を受けた相続人がいる場合に、その生前贈与を含めて遺産分割を公平に処理する制度です。寄与分というのは、被相続人の介護などに貢献した相続人がいる場合などに、その貢献をした相続人に有利に遺産分割をするための制度です。

遺産相続で不利にならないためには?

相手が弁護士を立てた場合には、こちらも弁護士に依頼することをお勧めします。

相手が立てた弁護士を信用することはできないと思ったほうが良いです。弁護士といえども、依頼者の有利に遺産分割を進めることを想定していることが多いからです。

こちらも弁護士に依頼した場合には、次のようなメリットがあります。

相手の弁護士との対応などを任せられる

弁護士は依頼者の代理人ですので、依頼者の利益を最大限にするために行動します。そのため、依頼した弁護士があなたに代わって、相手の弁護士に対して適切な反論をしてくれます。

公平な遺産分割を実現できる

遺産分割では、自分から積極的に主張していかなければ公平な遺産分割の実現は困難です。弁護士は、相続開始までの具体的な経緯や状況を踏まえて、依頼者にとって有利な事情がある場合には、あなたに代わって法的観点から有利な主張をしてくれます。相手の弁護士に任せきりにしていては自分に有利な遺産分割を実現するのは困難な場合がありますので、早めに弁護士に依頼するようにしましょう。

早期解決が期待できる

当事者と弁護士、あるいは当事者同士との話合いだと、感情的なやり取りに終始してしまい、スムーズに解決できないことがあります。ですが、こちらも弁護士に依頼をすることで、弁護士同士の話合いとなり、感情的なやり取りがなくなり、事案に必要な事柄についての協議になり、迅速な解決を期待することができます。

まとめ

相続が開始すると、突然、弁護士から手紙や通知書、遺産分割協議書などが届くことがあります。相手が弁護士を立てた場合には、こちらも、弁護士に依頼することをお勧めします。少なくとも弁護士に相談してみる価値はあります。お気軽にご相談ください。

失敗しない弁護士の選び方
失敗しない弁護士の選び方

相続のお悩みやご不安はどうぞお気軽にお問い合わせください。

初回相談は60分で無料で対応いたします。

相続のお悩み・お困りごとならまずは弁護士に無料相談!

面倒な相続手続を
お任せしたい

相続手続丸ごとサポート

27.5万円〜

不動産・預貯金・株などの相続に関する
あらゆる相続手続を丸ごと代行

こちらをクリック

相続する人・財産を
知りたい

相続調査パック

16.5万円〜

相続人・相続財産の調査、
遺言の有無の調査を実施!

こちらをクリック

遺産分割で困っている

「相続人の一人が協議に参加してくれない」
「突然、遺産分割協議書が送られてきた」

33万円〜

こちらをクリック

不動産の相続で困っている

「不動産の分割方法がわからない」
「不動産の評価額で揉めている」

33万円〜

こちらをクリック

財産の使い込みで困っている

「きょうだいから不正な出金を疑われている」
「財産を使い込んでいた相続人がいる」

44万円〜

こちらをクリック

遺留分でトラブルになりそうだ

「遺言に自分の遺産の取り分が書いていない」
「遺留分侵害額請求をすると言われた」

33万円〜

こちらをクリック

故人の遺言書が出てきて困っている

「認知症の母が書いた遺言書が出てきた」
「故人の遺言書の内容に納得できない」

44万円〜

こちらをクリック

自分の相続に備えて準備がしたい

「家族が相続で揉めないように遺言を作りたい」
「相続人以外に財産をのこしたい人がいる」

11万円〜

こちらをクリック

弁護士による相続・遺言無料相談会

開催日
1213日(金)3枠
場 所
松本直樹法律事務所

詳しくはこちら

松本直樹法律事務所の

地元密着で弁護士歴10年以上

近年大手の法律事務所がCMや広告などを用いて大々的に宣伝をしております。では、果たしてそのような大手の法律事務所が本当に良い事務所なのでしょうか。 中には、弁護士に会ったことすらないまま事件処理が進んで行ったり、担当弁護士はいつも東京の事務所にいて面談や打合せを設定してくれないなどというケースがあります。 このような進め方で良い仕事などできるはずがなく、皆さまにとっても重大な不利益をもたらすことがあります。 当事務所は、事務所開設以来ずっと宇都宮市に事務所を構えておりますし、これを変えることもありません。 地域密着、地元密着だからこそ、弁護士との距離が近く、親身になり徹底的にご相談に応じることが可能となるわけです。

累計相談実績2,000件超(2024年1月まで)

代表弁護士は、弁護士になってから12年が経過しており(2023年6月時点)、法律相談件数は、通算で2000件を超えています。 相続を適切に処理する弁護士になるためには、相続案件を多数解決してノウハウを蓄積し、先を見通す力を身につけなければなりません。そのため、当事務所の弁護士はより専門的で高度な法的サービスを提供できるように日々アンテナを張り巡らせ、県内外の研修などにも数多く出席し、研鑽を怠りません。 お悩みや不安等がございましたら、遠慮なくご相談いただければ幸いです。

不動産・土地の相続問題に強い

不動産が関係する相続は、不動産の特性、不動産の評価、不動産の分割方法など、専門的な知識やノウハウが必要になります。 当事務所は、不動産会社様からご依頼いただく案件も多く、不動産に関する事件を多く取り扱っております。不動産に関しては十分な知識・経験がないと思わぬトラブルや損失を招くことがありますので、不動産が関係する相続については、ぜひ当事務所にお任せください。

他士業との連携で、ワンストップでの
迅速な対応が可能

相続の問題は実に多岐分野に渡り、相続登記は司法書士、相続税申告は税理士など、各分野における専門的な知識と経験が必要となります。 当事務所は、複数の分野の専門家が力を合わせることで、相続の問題をワンストップで解決することを目指しています。また、各専門家との連絡や情報共有を迅速に行うことによりスムーズな解決を図ることが可能です。

完全個室で秘密・プライバシーを厳守

せっかく法律事務所に法律相談に行ってみたのに、事務員や配達の人などに話の内容が全て聞こえてしまって、話したいことも話せなかったということがあります。 当事務所では、相談室を完全個室にしております。 パーテーションで部屋を区切るのではなく、完全な個室とさせていただいております。 これにより、誰の目を気にすることなく、法律相談に集中していただくことが可能となっております。

無料相談の流れ

お電話、メールフォームまたはLINEで相談予約
まずは、お電話・メール・LINEにて、あなたのお困りごとの概要をお伺いします。
ご相談・費用のお見積り
弁護士がご相談にお越しいただいた方のお話をお聞きした上で、とるべき戦略と今後の見通しについてご提案いたします。費用のお見積りもいたします。
ご契約・サポート開始
サポート内容、費用にご納得いただければ契約締結になります。契約後は問題解決に向けて、サポートをさせていただきます。

詳しくはこちら

60分
初回相談
無 料

お気軽にお電話ください

平日9時~18時 メール、LINE24時間

相続の相談予約フォーム

LINEでのお問い合わせ

ホーム

メール

LINE

電話での相談予約タップで電話がかかります